この記事では実際に就労移行支援事業所を利用し、就職をした方の体験談を紹介しています。
「就労移行支援を利用するか迷っている」
「本当に就職できるのか気になる」
という方の参考になると嬉しいです。
こんにちは。令和マットです。
私は20代前半で就労移行支援を利用し、就職することができました。
【留年の危機!?】障害が発覚するまで
注意欠陥多動性障害(ADHD)で精神障害者手帳2級です
私は学生の頃から、ぎりぎりになるまで何かをすることができないという問題を抱えていました。
課題が提出できないのは日常茶飯事。
進級できないという切迫した事態にもかかわらず提出期限ギリギリまで課題に取り掛かることができずに困っていました。
両親に進級ができないことを心配され、病院に行ってみることになり、ADHDが発覚したのです。
はじめは半信半疑でしたがそのような病気があると知り、また同じような症状の人が多くいるということで随分と安堵したのでした。
わたしの就労移行支援体験談〜令和マットさんの場合〜
両親の提案で就労移行支援に通うことにしました
LITALICOワークスに8ヶ月間通っていました。
LITALICOワークスに決めた理由は家から近く、通いやすかったからです。
就労移行支援は自分の心の安寧を得られる場所でした。
自分の沈みがちの心を開け、改善させてくれるとともにリフレッシュできたのが大変良かったことです。
支援員の方は自分の体調を安定させながら無理なく働ける場所を探してくれました。
就活の際には、就業先の人に対しても配慮事項を「自分から伝える」のではなく「一緒に伝えてくれる」という手厚いサポートを受けられてとても助かりました。
長い目線で私自身をケアをしてくれ、ゆっくりとしたペースで就業まで至れました。
障がい者施設に就職|仕事を勤め上げて立派な正社員を目指す
「障がい者施設に入所されている障害者のケアをしたりする仕事」と「送迎が必要な人を的確に自宅から施設へ送迎するという仕事」をしています。
障害の特性上、マルチタスクが苦手です。
複数の指示を一度に言われるとたちまち仕事ができなくなるので、一つの作業を終えてから次の仕事に取りかかるように配慮をしてもらいながら仕事をしています。
今の目標は仕事を勤め上げて立派な正社員になることです
まとめ|あせらずゆっくり自分のペースで
焦らずゆっくりとを探せば、自分に合った就労支援や仕事はそのうち見つかると思って良いと思います。
長くかかるかもしれませんが、あなたの障害を理解してくれる人はいるのです。
令和1年度の障害者雇用の就職数のうち、就労移行支援を経由した方は全体の90.6%にものぼります。現在の障害者雇用では就労移行支援が欠かせないものとなっています。
また、令和3年3月1日から障害者の法定雇用率が2.2%から2.5%に引き上げになりました。
対象となる事業主も従業員45.5人以上から43.5人以上に変わりました。
障害者雇用の拡大が行われている今がチャンスです!企業も雇用率不足で求人を探しています。
おすすめの就労移行支援を以下の記事で徹底比較しました。筆者が実際に体験利用した上でランキングにまとめましたので、迷った際は参考にしてみてください。